アンダーハンドキャッチ






以前、胸から上のボールをキャッチするオーバーハンドキャッチについて書きました。


今回は胸から下に飛んできたボールをキャッチする際のアンダーハンドキャッチについてお話しします。










グラウンダー(ゴロ)のボールをキャッチする





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グラウンダーのボールをキャッチする際に意識することは


①両肘は近づける


②できるだけ前に手を出す


③手のひらでボールをキャッチしようとしない

④膝を曲げて壁を作る


この4つを意識して下さい。



両肘は近づける






アンダーハンドキャッチをする際は両肘と両手の小指はしっかり近づけるようにしましょう。


肘から先に隙間が空いてしまうと前にボールがこぼれてしまいます。



肘をしっかりと閉じた状態を作ると、二の腕が逆三角形の形になると思います。



その腕でできた逆三角形と、胸の間にできた隙間にボールが収めるイメージを持ちましょう。



手はできるだけ前に出す






最終的には腕と胸を使ってボールをキャッチしますがキャッチする前に腕はしっかりと前に伸ばすようにして下さい。

そこから肘を畳んで胸と腕とでボールを包み込みます。

手をしっかり伸ばせていないとボールの勢いを吸収できず、胸や折り曲げた膝にボールが弾かれてしまいます。


手のひらでボールをキャッチしようとしない






オーバーハンドキャッチとは違い、手のひらでボールを掴むことはしません。

腕全体と胸を使ってボールをキャッチしましょう。


手のひらはボールがこぼれないよう包み込むだけです。



膝を曲げて壁を作る







自分から見て右側にボールが転がってきたら左膝を、左側に転がってきたら右膝を曲げて壁を作りましょう。


キャッチミスした時に足でブロックできるようにしておきます。


折り曲げた膝を地面につけてしまうと、次の動きが遅くなるので膝と地面には少しだけ隙間を空けておいて下さいね。



浮いたボールは?






浮いたボールも基本的にはグラウンダーのボールと意識することは同じです。


オーバーハンドキャッチでキャッチするのか、アンダーハンドキャッチの方が取りやすいのかしっかり判断できるようにしましょう。




まとめ





キャッチングが安定してくると試合中のプレー全体が安定します。


ほんのちょっとしたことを意識するだけで劇的に良くなりますので、練習からしっかり取り組んでいきましょう。


参考動画